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取扱い製品&サービス

ケーブル・アンテナアナライザ  S331E サイトマスター

[メーカー] アンリツ

概要

特長

  • 測定項目:リターンロス、ケーブルロス、DTF、位相
  • 2ポート伝送測定:高/低出力
  • 掃引速度:1ms・データポイント(代表値)
  • ディスプレイ:シングルおよびデュアル測定タッチスクリーン
  • 校正:OSL、InstaCal、FlexCal
  • バイアスティ:32V 内部

※レンタル時,付属品:OSLN50-1(オープン/ショート/ロ-ド):15NNF50-1.5C(テストポートケーブル1.5m)

詳細

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 リターンロス、VSWR

サイトマスタを使用してリターンロスとVSWRを測定し、アンテナシステムの規格値との適合性を確認することができます。

 ケーブルロス

ケーブルロス測定は、ケーブル給電システム内の損失を測定します。この測定は、設置前であればケーブルの両端へのアクセスにより検証することができます。さらに平均ケーブルロスも自動的に計算します。

 

 

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 ​​​​​​​​​​​​​​障害位置検出

リターンロス測定は、システムの健全性確認における最適な方法です。障害位置検出(DTF)機能は、システムのトラブルシューティングと問題の特定に使用します。

サイトマスタのDTF測定では高速フーリエ変換を使って、周波数データをタイムドメインのデータへと変換し、その結果を距離換算で表示します。一般的なトレース数式を生かして、小さな相対的な変化をモニタすることができます。

 

 

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 ​​​​​​​​​​​​​​伝送特性測定機能(オプション0021)

セル方式/PCSおよび3Gベースステーションでは現在、ダイプレクサ、デュープレクサ、およびタワーマウント型アンプを使って、サービスエリアを拡大しています。サイトマスタの伝送特性測定機能では、これらのゲイン、アイソレーション、およびインサーションロスの測定をセクタ間のアイソレーション測定と同様に行うことができます。

 

 

 ​​​​​​​​​​​​​​内蔵バイアスティ(オプション0010)※オプション0021が必要

内蔵バイアスティを必要に応じてオンにして、+12 V~+32 VをポートのRFの中心導体に出力することができるため、外部電源を現場に持っていく必要がありません。

製品イメージ

サイトマスタ、S331E、アンリツimg-features04.jpg

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仕様

機能 説明
ケーブル/アンテナアナライザ、2 MHz~4 GHz/6 GHz リターンロス、ケーブルロス、VSWR、障害位置検出でケーブル/アンテナシステムの特性を評価できます。
また、1ポート位相とスミスチャートの特性評価も含まれます。1ms/データポイントを超える掃引速度とデュアルディスプレイ表示も実現します。
スペクトラムアナライザ、9 kHz~4 GHz/6 GHz 広い周波数範囲にわたって、さまざまな信号を特定し識別します。位相ノイズ -100dBc/Hz以上で -152dBmという微弱な信号まで検出できます。
伝送特性測定機能(オプション0021) TMAゲインとアンテナ分離測定、双方の高低出力設定を行うことができます。また、80dB以上のダイナミックレンジも提供しております。
内蔵バイアスティ(オプション0010) 必要に応じてオンにすることができ、外部電源を持ち運ぶ必要ない、調整可能な内蔵12V~32Vバイアスティを提供します。
高精度パワーメータとの接続機能(オプション0019) 高精度な4、6、8、18、26GHzのUSBパワーセンサを接続して、±0.16dBの精度での測定ができます。
パワーモニタ(オプション0029) チャネル化された送信機の出力を測定できます。
妨害波解析機能(オプション0025) ポピュラーなスペクトログラム表示により、長時間の継続的な信号のモニタに対応します。画面上の妨害波マッピングにより、妨害源をピンポイントで特定します。
チャネルスキャナ機能(オプション0027) 複数の送信信号の出力を測定できます。
カバレッジマッピング(オプション0431) RSSIおよびACPR測定に対応する屋外と屋内のカバレッジマッピング。
CW信号発生器(オプション0028) 低ノイズアンプ、リピータの試験用のCW信号源を含みます。(別売の信号発生器キットが必要)
GPS受信機能(オプション0031) 位置情報とUTC時間の情報を提供します。また、基準発振器の精度も改善します。
ゲート掃引機能(オプション0090) WiMAX、GSM、TD-SCDMAなどのバルス信号またはバースト信号をオンの場合に限り表示します。
AM/FM/PM解析機能(オプション0509) AM/FM/PM信号を分析し、FM/PM偏差、AMの深度、SINAD、全高調波歪みなどを測定します。
イーサネット接続機能(オプション0411) リモートPCから自動テストを実施でき、その逆に、現場テストのデータをPCにアップロードできます。
リモートアクセス制御もマスタソフトウェアツールで利用できます。
説明 S331E S332E S361E S362E
ケーブル/アンテナアナライザ 2 MHz~4 GHz 2 MHz~4 GHz 2 MHz~6 GHz 2 MHz~6 GHz
スペクトラムアナライザ   9 kHz~4 GHz   9 kHz~4 GHz
説明 オプション オプション オプション オプション
伝送特性測定機能 S331E-0021 S332E-0021 S361E-0021 S362E-0021
内蔵バイアスティ(S331E/S361E用のオプション0021が必要) S331E-0010 S332E-0010 S361E-0010 S362E-0010
GPS受信機能(2000-1528-R もしくは2000-1652-Rが別途必要) S331E-0031

S332E-0031

S361E-0031 S362E-0031
高精度パワーメータとの接続機能(外部パワーセンサが必要) S331E-0019 S332E-0019 S361E-0019 S362E-0019
パワーモニタ   S332E-0029   S362E-0029
妨害波解析機能(推奨オプション0031) S332E-0025 S362E-0025
チャネルスキャナ機能(オプション0031が必要) S332E-0027 S362E-0027
カバレッジマッピング機能(オプション0031が必要) S332E-0431 S362E-0431
ゲート掃引機能 S332E-0090 S362E-0090
CW信号発生機能 (CW信号発生キット、P/N69793が必要) S332E-0028 S362E-0028
AM/FM/PM解析機能 S332E-0509 S362E-0509
イーサネット接続機能 S331E-0411 S332E-0411 S361E-0411 S362E-0411
プレミアム校正Z540と試験結果 S331E-0099 S332E-0099 S361E-0099 S362E-0099
モデル サイトマスターS331E
測定
  • VSWR
  • リターンロス
  • ケーブルロス
  • 障害位置検出(Distance-to-Fault[DTF])リターンロス
  • 障害位置検出(Distance-to-Fault[DTF])VSWR
  • 1ポート位相
  • スミスチャート
設定パラメータ ディスプレイ 独立マーカ付きシングル/デュアルディスプレイ
周波数 スタート/ストップ、信号標準、校正スタート
DTF スタート/ストップ、DTFエイド、単位(m/ft)、ケーブルロス、伝播速度、ケーブル、ウィンドウィング
ウィンドウィング 標準サイドロープ、低サイドロープ、最小サイドロープ
振幅 上限、下限、オートスケール、フルスケール
掃引 ラン/ホールド、シングル/連続、RF耐性(高/低)、データポイント、アベレージング/スムージング、出力パワー(高/低)
データポイント 137,275,551,1102,2204 ポイント
マーカ マーカ 1~6(オン/オフ)、デルタマーカ 1~6(オン/オフ)、最大値/最小値のマーカ、マーカテーブル
トレース 呼び出し、ディスプレイメモリへのコピー、トレース計算なし、トレース±メモリ、トレースオーバーレイ
リミットライン オン/オフ、シングルリミット、マルチセグメント(41)、リミットアラーム、クリア
校正 校正スタート、校正タイプ(標準/FlexCal)
保存/読み込み 設定、測定、Jpeg形式のスクリーンショット(保存のみ)
周波数 周波数範囲 2MHz~4GHz(S331E)
周波数精度 ≤ ±2.5ppm (25℃にて)
周波数分解能 1kHz、(RF 低耐性)
100kHz、(RF 高耐性)
出力パワー 高出力時 0dBm(代表値)
低出力時 -30dBm(代表値)
妨害電波耐性 チャンネル上 +17dBm:キャリア周波数>1.0MHz:
周波数上 10dBm:キャリア周波数±10kHz以内
測定速度 リターンロス ≤ 1.00ms/データポイント(低 RF耐性、代表値)
障害位置測定 ≤ 1.25ms/データポイント(低 RF耐性、代表値)
リターンロス 測定表示範囲 0~60MHz
分解能 0.01dB
VSWR 測定表示範囲 1~65
分解能 0.01
ケーブルロス 測定表示範囲 0~30dB
分解能 0.01dB
障害位置検出 垂直表示範囲リターンロス 0~60MHz
垂直表示範VSWR 1~65
障害分解能(メートル) (1.5×10の8乗×vp)/ΔF(vp=伝播速度係数、ΔFは F2-F1 Hz)
水平範囲(メートル) 0~(データポイント-1)×障害分解能、再々1500mまで(4921 フィート)
1-ポート位相 測定範囲 -180℃~+180℃
分解能 0.01℃
スミスチャート 分解能 0.01
測定確度 補正された指向性 >42dB、OSL校正
>38dB、InstaCal校正