特長
- 測定項目:リターンロス、ケーブルロス、DTF、位相
- 2ポート伝送測定:高/低出力
- 掃引速度:1ms・データポイント(代表値)
- ディスプレイ:シングルおよびデュアル測定タッチスクリーン
- 校正:OSL、InstaCal、FlexCal
- バイアスティ:32V 内部
※レンタル時,付属品:OSLN50-1(オープン/ショート/ロ-ド):15NNF50-1.5C(テストポートケーブル1.5m)
詳細
リターンロス、VSWR
サイトマスタを使用してリターンロスとVSWRを測定し、アンテナシステムの規格値との適合性を確認することができます。
ケーブルロス
ケーブルロス測定は、ケーブル給電システム内の損失を測定します。この測定は、設置前であればケーブルの両端へのアクセスにより検証することができます。さらに平均ケーブルロスも自動的に計算します。
障害位置検出
リターンロス測定は、システムの健全性確認における最適な方法です。障害位置検出(DTF)機能は、システムのトラブルシューティングと問題の特定に使用します。
サイトマスタのDTF測定では高速フーリエ変換を使って、周波数データをタイムドメインのデータへと変換し、その結果を距離換算で表示します。一般的なトレース数式を生かして、小さな相対的な変化をモニタすることができます。
伝送特性測定機能(オプション0021)
セル方式/PCSおよび3Gベースステーションでは現在、ダイプレクサ、デュープレクサ、およびタワーマウント型アンプを使って、サービスエリアを拡大しています。サイトマスタの伝送特性測定機能では、これらのゲイン、アイソレーション、およびインサーションロスの測定をセクタ間のアイソレーション測定と同様に行うことができます。
内蔵バイアスティ(オプション0010)※オプション0021が必要
内蔵バイアスティを必要に応じてオンにして、+12 V~+32 VをポートのRFの中心導体に出力することができるため、外部電源を現場に持っていく必要がありません。