2025.11.10
地域IoT実装事業
~来訪者データを活用して地域活性化に貢献~
お客様名
南山城村 様
所在地
京都府相楽郡南山城村大字北大河原小字久保14番地1
導入事例の要点
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課題
- 長期的課題(少子高齢化、転出超過、商業の低迷など)の解消に貢献
- 新しい人の流れをつくる
- 村で暮らし続けることを実現する
- 来訪者の目的、属性、ニーズ等を把握
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提案
- 公衆無線LAN設備、高度情報ネットワーク網を利用したIoTシステム
- 来訪者数や属性を収集できるIoTデバイス
- 収集したデータをクラウドシステムに提供する仕組み
- RPAを活用した省力化(コスト削減)
背景と事業目的
南山城村は京都府の最南端・最東端に位置し「宇治茶」「煎茶」の名産地として知られる自治体です。
本件は南山城村が長年にわたり抱えている課題(出生率低迷、高齢化、転出超過、認知度低迷、商業低迷など)を解消することを目的として、村を訪れる来訪者を村内各所へ導き、観光事業の充実・拡大につなげていくことや、日本遺産でもある茶畑景観の活用に来訪者の周遊を積極的に促し、村内での消費拡大、低迷する地域内消費の改善につなげるために必要となる、来訪者の「目的」「属性」「ニーズ」などのデータを収集するシステムの設計・提案・導入・運用保守のお手伝いをさせていただきました。

提案と導入効果
村内で最も多くの来訪者・旅行者が訪れる道の駅に「来訪者数」「どの地域からの来訪者か」「店内のヒートマップ」等のデータを収集するIoTデバイスを設置し、RPAを活用してデータを生成したのちクラウド上のシステムにデータを提供する仕組みを提案構築した。
またデータをクラウドにあげる仕組みは、既存の「公衆無線LAN」「高度情報ネットワーク網」を有効利用して構築した。
提供したデータは外部コンサルタント会社を経由して南山城村に提供されている。
