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取扱い製品&サービス

OTDR(アクセスマスタ) MT9090

[メーカー] EXFO エクスフォ社

概要

手のひらサイズ
光ファイバネットワークの故障解析ツール

 

ネットワークマスタシリーズは、モジュールを交換することで、現場の状況に応じた保守が可能な測定器です。MU909014/15 ファイバメンテナンステスタモジュール(別称 μOTDRモジュール)は、光ファイバケーブルの故障探索を目的としたモジュールです。初心者でも簡単に操作でき、故障箇所を特定できます。

特長

  • 小型・軽量(700g)、乾電池も使える、ポケットに入る、高い性能を有したファイバテスタ
  • ファイバ試験の初心者でも簡単に扱える「Fiber Visualizer」モードを装備
  • 最大64分岐のPONネットワーク、100km以上の光ファイバも測定可能な性能
  • 映像配信とデータ通信の光パワーをそれぞれ弁別して測定できるPONパワーメータ搭載モデルもラインナップ
  • Wi-Fi、Bluetooth 、Ethernet通信によるリモートGUI・ファイル共有機能を装備*(Bluetoothはファイルの共有機能のみ)
  • 最短0.8mのデッドゾーン。短距離ファイバを高分解能で解析
  • 立ち上げ時間15秒。現場ですぐに測定を開始可能
  • 小型でも大きな画面(4.3インチLCD)で情報を表示
  • 光コネクタのフェルール端面自動解析(OK/NG)が可能なファイバスコープ機能を搭載
FTTH光ケーブルの故障探索

FTTH加入者の増加に伴い、そのサービス品質を維持することが重要になっています。MU909014/15は、光パルス試験器(OTDR)、光パワーメータ、PONパワーメータ、光ロス測定機能、光源、可視光源を1台に搭載し、迅速に障害検出ができます。ユーザ宅からスプリッタ先の状況も観測できるため、今までのように両方向から測定する必要はありません。操作は非常に簡単で、光ファイバをMU909014/15に接続して、「Start」ボタンを押すだけです。今までのOTDRのような距離レンジ設定やパルス幅の設定も必要ありません。さらに、OTDR測定の初心者を対象とした“Fiber Visualizer”機能を搭載しています。

さらに、OTDR測定の初心者を対象とした“Fiber Visualizer”機能を搭載しています。

*: 選択したモジュールによって、搭載される機能が異なります。詳しくは、オーダリングインフォメーションを参照してください。

 

FTTH-PONインサービスメンテナンス

1本のファイバを光カプラで複数のユーザへ分岐し、通信帯域をシェアするPONサービスは、FTTHを低コストで実現できます。一方で、PONサービスでは光ドロップケーブルで障害が発生した場合、ほかの分岐ユーザのサービスに影響がないようなトラブルシューティングが必要になります。一般的には、通信波長とは異なる保守波長(Uバンド、1625nm~1675nm)でのOTDR試験が知られています。ただし、通信サービスに影響を与えないようにするため、光ファイバ線路には阻止フィルタやWDMカプラを挿入し、OLTおよびONUに保守波長の光が入らないようにします。サービスへの影響を最小限に押さえながら、OTDRでの測定を実施できます。*

*: 実際の作業においては、1650nmの光が通信に影響を与えないことをお客様のシステムにおいて確認した後にご使用ください。アンリツ株式会社が、1650nmの光が通信に影響を与えないことを保障するものではありません。

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故障解析を支援するさまざまな機能

(1)小型で簡単操作
  • 高い可搬性
    手のひらサイズ、700gと小型軽量。ソフトケースを標準添付。アクセサリ類を入れての移動が便利です。
     
  • 光ファイバの遠端または断線距離を自動表示
    光ファイバの断線距離だけでなく、途中の接続点の距離や接続損失も一覧表示。接続状況が分かりやすいチャート表示。
     
  • データの記録もシンプルに
    ファイル名の自動付与が可能。内部メモリに1000波形保存できます。

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  • 簡単に測定できる全自動測定
    初心者でも扱えるよう「全て自動設定モード」を搭載、光ファイバを接続して「Start」ボタンを押すだけで結果が分かります。

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(2)小型ながら優れた機能/性能
  • アクセスからコアまで、さまざまな光ファイバネットワークの障害位置を簡単に探索
  • スプリッタが多段入ったPON構成のネットワークでも測定可能
  • ダミーファイバを内蔵し、接続したファイバを口元のコネクタ部分から評価可能
  • 最短0.8mのデッドゾーン、多サンプリングポイント数で、障害を詳細に探索
  • OTDR波形で詳細確認、リアルタイムでも測定可能
  • 測定データの保存と、保存データを後から解析
(3)その他機能
  • 各種モジュールをラインナップ、ファイバースコープ使用可能など、高い拡張性
  • 多彩なバッテリー動作環境、乾電池もOK!カープラグからの充電も簡単!
  • USB経由で内蔵データを簡単にPCにコピー
  • Webから最新のファームウェアに更新
  • 使用者を限定、内蔵データを保護するパスワードプロテクト機能
波長弁別パワーメータ(PONパワーメータ:1490nm/1550nm)機能

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一般にPONの通信方式では1310nm、1490nm、1550nmの3波長が用いられます。このうち、1490nm(データ)と1550nm(映像)信号は1本の光ファイバーを通して加入者宅に送られます。通常の光パワーメータを使った測定では、それぞれの波長の光レベルを分離できないため、障害解析が困難です。

PONパワーメータ機能では、受光した1490nmと1550nmの2つの信号を測定器内部で弁別して結果を表示します。しきい値や基準値を設定することにより、OK/NG判定ができます。

光ロス測定機能

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光源機能とパワーメータ機能を組み合わせて、光損失測定機能として使用できます。光ファイバを折り返して接続し、1台で1310nmと1550nmの損失測定ができます。CW信号のほか、変調信号(270Hz、1kHz、2kHz)の設定もできます。しきい値や基準値を設定することにより、OK/NG判定ができます。

光源機能

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対向側に心線対照器や光パワーメータを使用することで、心線対照や損失測定用の光源として使用できます。OTDRに搭載された波長を同一ポートで使用できるため、心線対照、損失測定、OTDR測定といった一連の作業をファイバの繋ぎ替えなしに測定できます。CW信号のほか、変調信号(270Hz、1kHz、2kHz)の設定もできます。

可視光源機能

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目視による光ファイバの心線対照や障害位置の確認に使用します。

*: PONパワーメータ、パワーメータ、光ロス測定、可視光源、光源の各機能は、選択されたモジュールにより、搭載メニューが異なります。詳しくは、オーダリングインフォメーションを参照してください。

*: 可視光源機能は、OTDRもしくはパワーメータのメニュー内において操作できます。

*:選択されたモジュールにより、画面のデザインが一部異なります。

パワーメータ機能

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障害発生時の通信光のレベルチェックなどに便利です。受光したトータルパワーの値から、障害判定や損失測定を実施できます。しきい値や基準値を設定することにより、OK/NG判定ができます。

可視光源機能

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別売りのファイバスコープを接続すると、ファイバメンテナンステスタの画面上で、光ファイバコネクタ端面の汚れやキズの状態を自動解析(OK/NG診断)できます。PDFのレポート出力も可能です。

パネルレイアウト

簡単操作で光線路の障害位置探索

アクセスマスタ、MT9090、EXFO

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  1. LCD
  2. ファンクションキー
  3. Startキー
  4. 矢印キー、Setキー
  5. Menu/電源キー
  6. 可視光源ポート*1
  7.  OTDR測定ポート*2

  8. USBケーブル接続ポート(Type B)(PCに接続してファイル操作)
  9. USBメモリ接続ポート(Type A)(測定データ出力)
  10.  ACアダプタ接続ポート

*1: 搭載できるモジュールに制限があります。詳しくは、オーダリングインフォメーションを参照してください。

*2: モジュールによりポート数が異なります。詳しくは、オーダリングインフォメーションを参照してください。

仕様

MT9090A メインフレーム

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ファイバメンテナンステスタ共通規格(MU909014A1/B1、MU909015B1、MU909014C/C6)

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MU909014A1/B1、MU909015B1 ファイバメンテナンステスタモジュール(スタンダード/インサービスモデル)

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MU909014C/C6 ファイバメンテナンステスタモジュール(エンハンスドモデル)

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*1: 設計保証。距離レンジ:25km、パルス幅:2 μs、20kmファイバの解放端測定時、BSC:–78.5(1310nm)、–81.5(1550nm)、–82.5(1650nm)

*2: 規格は標準バッテリーの使用条件下にて保証

*3: バックライト暗、掃引停止、+25 ℃

*4: 代表値、+10~+30 ℃、電源Off時

*5: +25°C、1μs、バッテリー充電中を除く

*6: 代表値、保証値は±25nm

*7: 代表値、距離レンジ:125km、平均化時間:180秒、SNR=1、+25 ℃、バッテリー充電中は除く、保証値は上記から1dB減じた値

*8: ダイナミックレンジ(片道後方散乱光)、SNR=1:口元後方散乱光との差

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*9:1490nm/1550nmカットフィルタ内蔵

*10:背景光あり、1310nm/1550nm、–20dBm(CW)

*11: 反射減衰量45dB、+25ºC

    フレネル:パルス幅=5ns、フレネル尖頭値より1.5dB下がったところ

    後方散乱光:パルス幅=5ns、デビエイション±0.5dB

*12:「高密度」と「超高密度」は、距離レンジによって選択できない場合があります。

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*13: レーザ製品の安全対策

本製品は、光安全標準であるIEC60825-1および21CFR1040.10に適合し、下記ラベルが製品に貼られています

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